産業用温度センサー<熱電対/測温抵抗体/モールドセンサー>,コンクリート及びグラウト充填確認<MSセンサー>,各種試験用機器等
Gセンサー
GPGセンサー(土壌固有熱抵抗プローブ)

農業・土木分野では土壌の熱的性質が重要な要素になる場合があります。また、電力分野においては、土壌固有熱抵抗と基底温度は地中埋設電力ケーブルの許容電流を決定する因子となり、当社の土壌固有
熱抵抗プローブは、これらの用途に対して永年の実績があります。
土壌の固有熱抵抗を測定する方法として、シングルプローブ法とツインプローブ法があります。

シングルプローブ法
現位置において、表層部の土壌にセンサーを埋設して測定する方法
センサーを土壌に挿入し、センサーの温度になじんだことを確認して、ヒーターに通電します。一分間隔程度でデータを読み取り、その値を片対数グラフにプロットします。


グラフの傾きが上記式により、土壌の固有熱抵抗Gで
求められます。
【特徴】
- ・現位置で測定できます。
- ・ツインプローブ法に比べて測定時間が長くなります。
ツインプローブ法
現位置にて採集した土壌を、熱抵抗時が既知の試料と比較する方法
既知の試料をX軸に、採集した未知の試料をY軸に接続し、同時に通電すると下図のグラフが得られます。

Y/X・X=YのG値となります。
【特徴】
- ・土壌をサンプリングしなければなりません。
- ・短時間で測定できます。
- ・温度上昇が小さくなります。
総合カタログ掲載17ページ